コラム

ビジネスマンの心構え

第7回 成功するための6つのキーワード No2

今回から先月お話した内容について具体的に見ていきましょう。成功するための条件1のカリスマ性ですが、これはシンボリックマネージャーともいいます。大阪でファッションホテルチェーンを展開しているカトープレジャーグループの加藤友康社長。20歳から事業を始め、20代にして150億円の資産を作った経営者です。ファッションホテルを積極的に事業展開しているほか、第3セクターの仕事も請け負うなど現代の若手名経営者です。彼にはものすごい精神力とエネルギーがあります。「ちゃんとフード」という創作料理チェーンを展開している岡田賢一郎社長。社内では"社長"ではなく、"ボス"と呼ばれています。店舗に行くと、新入社員が駆け寄ってきてこう言うそうです。「ボス。始めまして。新入社員の○○です。ボス、頑張って下さい」 通常であれば「私は○○です。頑張ります。よろしくお願いします」というところです。これにどういった意味があるのでしょうか。

それを考えた時に、カリスマというものが何なのか見えてきます。それは、その人を目指して、その人がシンボルなんだ、私も追いかけたいからもっと頑張ってください、という意味合いです。私も頑張ればボスになれる、そういった神通力が会社のムードにあるかどうか?これが持てて初めてカリスマ経営者となれるのです。続いてモチベーター、動機付ですが、モチベーションの歴史には大きく5つあります。昔は恐怖感のみで動かしていたのです。馬をムチで走らせる。そのうちに作戦ができてくるのです。もっと言ってしまえば、恐怖感に変わる何かを見つけ出すわけです。馬であればそれがニンジンであったりするわけです。人間でいえば地位や名誉、収入、といったものがこれに当たります。そして、現在では心構えモチベーション。心が心を動かすのです。「成功というものはその人にとって価値のある目標を前もって設定して、段階を追って実現していくこと」です。 これはアメリカのポール・ジェイマイヤーの言葉ですが、私の周囲の成功者はみんなこういったことを胸に抱いています。

マルチメディア事業のベネフィットジャパン、まだ30代前半の経営者ですが、彼は小学校6年生のときに父親を亡くし、母親と姉を自分が食べさせていくんだ、という気概を持って19歳のときから頑張っているのです。その結果として年商78億円、経常利益4億円という堂々たる企業を作り上げているのです。しかし、そういった苦労を苦労とは全然思っていない、これが重要なのです。こういう人間は強いです。決算期にはハチマキを作って頑張っているのです。別にこれとても社長が作れ、と命じたわけではなく、社員皆が自発的に作り、上場に向けて頑張るんだ、という意気込みのあらわれです。その会社に梁瀬君という九州支店長をしていた人間がいます。現在では本部長になっていますが、彼は数年前までは月給5万円の吉本興業に所属する漫才師だったのです。一方では番組1本で何百万円と稼ぐ漫才師もいるわけですから、決して成功者していないと言えます。

しかし、彼はこの会社に入ってきて、自分で仕事を学び、作り出し、失敗しながら覚え、そしてエリアを任され、最後には経常利益だけで5000万円を計上するくらいのリーダーになっているのです。

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