コラム

ビジネス最前線

第18回 「ベンチャーとタイムマネジメント」

2007年が幕を明けました。新しい年を迎えて、新たな自分でチャレンジし続ける「一年の計・目標」を作りましょう。一年前に無名だった選手が金メダルを取って、その年の「顔」になったり、高校生だったデビュー前の歌手が紅白歌合戦に出場したり、毎年、一年でその人が願う以上の成功を手に入れている者がいます。

しかし、その人たちの話を聞いてみると、決して偶然や奇跡ではないのです。

やはり、自分のイメージ出来うる最大枠を大きく持っているからなのです。

今年出来ればいい最大の偉業ともいえる自分の変化をイメージし、その夢を計画にして具体的にスケジュールに載せていきましょう。

そして、逆に反面教師として、今年の進歩の最小レベルを「腹切り目標」として最低の数字目標とイメージも持ちましょう。

ベンチャー起業家はあたり前の事として、自己と会社の夢をリンクし、楽しみながら一年の計をたてて、かつ、周りに宣言、宣伝して邁進していきます。

ベンチャー起業家の成功へのキーワードとして「タイムマネジメント」があげられます。つまり、いかに、自分の時間を有効に働かせ、それを振り分けながら、他人の時間も有効にマネジメントしていくか、という点です。

企業の使命は社会貢献ですが、自分や自社の一日で出来る社会貢献の価値を如何にあげていくかが成長のバロメーターです。このことがわかり始めたベンチャー起業家は、いつの間にか、タイムマネジメント術を習得し、成功曲線にのっていくようです。

人生はおよそ80年です。

この80年を日数に換算すると約3万日で、時間に換算すると約700万時間になります。この数字を皆さんはどのように感じるでしょうか。

「3万日と言われると短いなあ」と感じる方がいるかもしれません。今では100歳を超える長寿の方も増えましたが、それでも4万日には達しません。

大きな目で見れば、我々の寿命に大きな差はないのです。

多くの人が80年近い年月を生きるので、世の中には競争があると言えます。

もし、500年生きる人や5000年生きる人がいれば、その人はきっと競争には参加しません。そのように考えると、まずは自分が持っている時間について把握しておくことが大切です。

人の生死の運命はわかりませんが、およそ80年という年月に対する自覚はしておきましょう。一生は長くも短くもありません。約80年という現実があるのです。人生が短いか長いか、充実していたかは、時間の使い方、つまりタイムマネジメント次第です。

「時は金なり・・・タイム・イズ・マネー」は、深い言葉です。

松下電器の創業者である松下幸之助氏は晩年になるまでに、創業者利益で莫大な財産を手に入れました。その財産についてインタビューされたとき、松下氏は「この財産すべて差し出すかわりに30歳に戻りたい」・・・つまり60歳若返りたいと答えたそうです。

当時、約2000億円の財産といわれていましたから、とてつもない「時は金なり」です。でも、もし、年齢の売買が可能だとしても60歳という年月を売る人はいないでしょう。2000億円を60年で割ると一年間では約33億円です。

年齢を一年分だけ販売することが可能だったら売る人もいるかもしれませんが、いずれ後悔することになるでしょう。時間というものはそれほど大切なものなのです。偉大な人ほど、時間の重要性と可能性を認識しています。

お金よりも大切なもの、それが時間です。まずは自分の時間が限られたものであること、その長さはおよそ70万時間であること、そして、その時間が非常に大切なものであること、この三つを心に留めて、今年は、より多くの前向きな人たちと出会い、双方向で友好的なタイムマネジメントをし合い一年の終わりには、自分がイメージしていた以上の成長を実現しましょう。

バックナンバーはこちらから

ページの先頭へ戻る


Copyright© Sugou Arata All Rights Reserved.