コラム

ビジネス最前線

第35回 「成功への鏡の法則」

テレビでは毎日のようにお笑い番組が放送されています。視聴率も良く、この不況の時期にはとてもいい社会貢献をしていると思うのです。人は笑うことで体内の前向きな細胞の活性化を生むと言われています。そして、明るくなると、仕事や周りのためになる良いアイデアが生まれてきます。

「貧すれば鈍する」は、元々が精神的な「貧する」ではないかと思うのです。また、「笑う門には福来たる」と言われるように、成長している人は笑顔が良く、第三者がその人のイメージをした時もその人の顔はやはり笑顔なのです。笑顔は、自然にその人のイメージを営業し、かつ印象付け続けています。

笑顔のイメージがいいタレントは当然のようにCMのオファーが多くなります。私の昔の番組のアシスタントを務めて頂いたタレントのいとうまい子さんや早坂好恵さんも周りの人をホッとさせる・・流石プロといえる印象的な笑顔でした。そして笑顔のCMタレントと言えば?・・・私の出会った方の中でも和田アキコさんは横綱級の笑顔イメージタレントでしょう。先日、私の例会での出会いから生まれた飲食プロジェクト「わだ家」第三店舗目オープンのレセプションに招かれて行って来ました。「わだ家」は大阪の若手飲食ベンチャー起業家と和田アキコさんの会社とのコラボレーションによる「アッコさん・おもてなし場所創りプロジェクト」で始まり売り上げもよく成長しています。店内にも笑顔満載で多くの芸能人の笑顔写真もありました。

そして、私の周りのベンチャー起業家の成功者は当然笑顔が良く、それは社員にまで浸透しているケースが多いのです。それは、その会社のカラーとか社風、具体的には社員の質や態度にまでトップのイメージが刷り込まれているのです。

さて、皆さんは「ミラーニューロン」という脳細胞があるのをご存知でしょうか?
他人の行動をマネてイメージするときに出る、つまり鏡のように相手の行動を自分に置き換えて考える役割の神経細胞のことなのです。他人の気持ちを思いやったり共感したり、ズバリ「空気を読む能力」に欠かせない細胞なのでしょう。ゴルフ上達のためのイメージスイングビデオや自転車などの乗り物の運転をを覚えるときや仕事を完成していく自身の感覚も皆、誰かのマネをミラーニューロンがさせていくのでしょう。笑顔の多い家庭や職場は笑顔がマネされて行きますし、カリスマ社長をマネたい社員が多い会社は、社長コピー人間を演じて行きます。

ビジネスの歴史や経営者列伝を見ていましても、やはり多くの先人のマネから来て、いつからか個々にアレンジしオリジナリティを持つようになるのです。

松下電器が昔「マネシタデンキ」とも世間で言われたくらい業界ライバル各社の新製品や新しい機能を次々に取り入れていたそうです。製品でなくとも例えば、松下幸之助さんは、ある宗教の成長している団体を見て「報酬を求めない心の忠誠心」をマネて自社精神に取り入れて成長したのです。

今では「安売りスーパー」は当たり前ですが、薬の卸売りから始めて電化製品までメーカー純正品の安売りを大阪の商店街で立ち上げスーパー業界を創り上げた「ダイエー」もどんどんマネされて変化してきました。現在の優良ベンチャー企業店「ユニクロ」や「無印良品」があるのもビジネス・ミラーニューロンの働きと進化だといえるでしょう。

結論は、自分にとって理想の素敵な人や成りたい仕事人を見つけて意識しマネていくことを優先することです。そして、素敵と思う仕事場での自分自身の活性化された姿をもっと強烈にイメージしましょう。

そこには、前述のキーワードの「笑顔」や「空気を読むコミュニケーション」という、間接的だが実は仕事の広がりには一役を担う力をつけることが出来るようです。

自身が個性的な人生の成功を図るための武器としてミラーニューロンを毎日出会う人々の観察をしながらどんどん活かしましょう。

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