コラム

ビジネス最前線

第41回 「成功への少年の夢」

今年の年賀状には“2009年・夢中の旅”と宣言しました。昨年は象徴漢字である『変』のごとく政治と経済界で異変が起き、欧米でも不況のニュースが後を絶ちませんでした。そんな中でも、アメリカでのオバマ氏の「変革(チェンジ)」を掲げた大統領当選や中国・北京オリンピック開幕など新しい開拓を予感させるでき事もありました。
今年もマスコミなどでもいい予想はされていませんが、こんな時こそ「心構えのチェンジ」で自身の改革のチャンスかもしれないと思うのです。大阪の某商店街では今年の象徴漢字を『輝』と掲げて機運を上げています。
夢を変化し輝きに変える今年でありたいと考えます。

ある小学校の卒業文集「30歳のわたし」には、「動物の言葉を話す獣医になっている」「今日は笑っていいとものテレフォンショッキングのゲストだ!」「好きな釣具の会社をつくり新製品を…」から「ボーっとしている」「海の中になんとなくいるだろう」までさまざま記されていました。少年の頃の明確な夢は大切です。オバマ氏が少年の頃には今の偉業達成は想定外でも、徐々に明確化した目標設定になったのでしょう。

若干17歳の少年プロゴルファー・石川遼君は、ゴルフ界・スポーツ界以外にもに明るい良い影響を与えてくれました。最年少での賞金1億円突破の実績以上に私は彼のインタビューコメントに表れる自信と前向きさを素晴らしいと思いました。タイガーウッズに似ていて記者のコメントに動じなくいかがなる質問にも陽転思考の発想で答えています。夢を目標に変えて無我夢中で取り組む少年のモチベーションはマスコミにも踊らされないどころか相手の心まで良いエネルギーで浄化させるのです。

昨年末、あるきっかけで“主婦と生活社”主催の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」というプロジェクトを見させていただきました。月刊誌で若い女性ターゲットに数十万部売れている「JUNON」の毎年恒例の「ジュノン・ボーイ」コンテストは約一年間かけて読者のハガキやウエブ投票で全国応募の青少年イケメン素人からファイナリストを決定し、選ばれたその年の「ジュノン・ボーイ」達は芸能界で俳優としてデビューしていくのです。全国1万5千人以上の応募の中から12名が最終選考会に残り、パフォーマンスをし、各賞に輝きます。すでに雑誌とウエブから各ファイナリストに全国の女性ファンがついていて会場もマスコミも盛り上がっているのです。そしてジュノン・ボーイ達もファンのためにも自律心を持ちブログやコメント力を鍛えられ成長していくのです。加えて、彼らがそうであるように、同じく純粋で前向きな親たちも学習し成長・活性化していくのです。彼ら昨日まで素人の青少年達が皆、ブログなどを通してファンのためにも日々前向きな心構えや自身の事を表現し、たがいに目指すスター像へ同期ライバルとして切磋琢磨していきます。そして、おもしろいことに個々それぞれの身近な友人からの年賀状には「俺は歌の道で頑張るからな!」とか「僕は自転車競技で金メダル目指すから!」など、人生の目標設定仲間として意思表明してくるというのです。例えて言うなら“少年同士の夢の人生双六(すごろく)”エントリーなのでしょう。一人のチャレンジと変化が周りにも伝わり皆で活性化していくのです。プロ野球・日本シリーズでも、その時の調子のいい「ラッキー・ボーイ」出現が優勝へとチームを導き、周りを“ラッキー”にする…のと似ています。

映画「スタンド・バイミー」は4人の少年の自立を目指す純粋な冒険ファンタジーでした。主人公の気弱な少年がリーダー的少年に憧れつつ、引っ張ってもらいながら心身ともに成長していきます。タイプの違う4人の少年がたがいの弱みを見せながらも強くなろうと励ましあう「自立への挑戦」は、潜在エネルギーや能力を引き出し続けます。自分を信じ、求めて、価値や憧れを感じてくれる仲間は大人になればもっといてもいいはずです。今こそ“スタンド・バイミー”…いつもそばにいてエールを送ってくれる、少年の心で明日の自分像を目指し影響しあう本当の仲間たちと結集する時なのでしょう。昨年ヒットした映画「20世紀少年」も夢を忘れた大阪万博時代の少年が大人になって、自分の書いた未来像の責任のため、世界平和のために、純粋な仲間達と共に闘う物語でした。

各業界が一人の少年のようなリーダーで状況や大勢は好転し、良い事柄・行動や夢実現エネルギーは伝染するのです。真の成りたい自分像への“夢実現・オーデション・ノミネート”は今年からかも知れません。
今年は、マスコミなどから“不況情報”の影響を受けない少年に戻って、よりいっそう頑張りましょう。

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